1971フォーク・ジャンボリー VOL.1 価格: 2,415円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 前年からさらに状況は大きく変化し、ついには2万人以上の観客を集める巨大なイベントになり、拡散し、イベントとしては終焉(しゅうえん)に一気に向かったドキュメント。これもまた98年に編集されたもの。イベントの規模自体が日数も演奏者も大幅に膨れあがったため、合計4枚のCDに編集されている。この『VOL.1』の目玉はほかに一切の音源を残していないカルトシンガー武部行正と有山じゅんじのデュオ「ぼく」の3曲。この年のジャンボリーには欠くことのできない大物はこちらに多数収録。(田口史人) ほかに一切の音源を残していないカルトシンガー武部行正と有山じゅんじのデュオ「ぼく」が、このCDの目玉!!・・という |
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URCフォークジャンボリーBOX (初回限定生産) 価格: 9,450円 レビュー評価:3.0 レビュー数:2 日本のフォークムーブメントの象徴がこの全日本フォークジャンボリーダと言えるだろう。1969年から1971年まで3回にわたったこの催しは、主催者の思い以上に大きくなり、良くも悪くも、日本の「うた」の状況を端的に示す結果になった。うたを楽しむというよりは、うたに何かを感じ、何かを求めていた若者がそこにいた。 このアルバムは、URCが発売していたジャンボリーのライブアルバム収録曲に、所蔵音源を加えたものだ。このボックスにキングとビクターから発売されているものでジャンボリーの姿が見える。ただし、第2回(70年)に中心となった岡林信康は依然として聴くことができない。記録映画『だからここ |
満足できるかな (紙ジャケット仕様) 価格: 2,200円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 遠藤賢司のセカンド・アルバム。当時のライブ活動で十分歌いこんだナンバーが中心なので、どの曲も良くコナレている。 ある時は生ギター一本で歌い、ある時は細野晴臣、鈴木茂らをバックに従える。歌の題材はあの時代を反映した四畳半的なものが多いのに、サウンドは極めてアメリカ的で洗練されている。録音も良く、今でも思わず聞き入ってしまう秀作だ。 |
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Kenji 価格: 1,529円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 遠藤賢司さんはいろいろにそのときの自分をはき出しながら、前に進むタイプのアーティストですよね。その遠藤さんのKENJI時代の美しくも繊細で、かつかなりの強さを持った、それは今の遠藤さんとまったく変わらない心の叫びの歌がつづられているアルバムだと思います。宇宙観みたいなものも伝わってきて、うれしくなります。今のうたを歌いたい人にはとても参考になるんじゃないかななんて思ったりしています。かわいい曲がたくさんです!!! |
嘆きのウクレレ (紙ジャケット仕様) 価格: 2,200円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 大久保清を歌った「ねえちょいとそこ行くお嬢さん」(モップスも演っていた)、無常観の「いつの間にか雨が」、壮大な「歓喜の歌」もいいが、何と言っても「Hello Goodby」に尽きる。さわやか系演奏にのってエンケンの滅裂ギターソロと絶叫ヴォーカルがからむ。しかも、アヴァンギャルドではなく、ポップである。何と云うインパクト! 早過ぎたパンク…いや、陳腐だな…何と云うか遠藤賢司以外にはできない音楽。好き嫌いが別れるかもしれないが、聴かないで損している人もいると思うよ。 |