幾つになっても甘かあねェ! 価格: 3,150円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 俺をうちのめしてくれる数少ないアーチスト、それは遠藤。パンクが何だ、ロックがなんだ、ブルーズがなんだってんだよ。 このひとはそんなもんはとっくに蹴散らしているぜ。このアルバムにおさめられているのは『日本一勃起している音楽』 そして『日本一シャイ』な音楽。ゲストはなんと細野晴臣/遠藤ミチロー=スターリン/鈴木慶一=ムーンライダース/武川雅寛/田口トモロヲ/湯川トーベン。 日本の数少ない天才ミュージシャンだ。国宝級のアルバムがここに誕生。コルグのポリシックスというアナログシンセを粋に使っているところに感動しました。聞かないと後悔すると思います。 10点中10点。まさに傑作。 |
東京ワッショイ(紙ジャケット仕様) 価格: 2,000円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 「東京だよ おっかさん」ということばが歌詞に出てきます。これは島倉千代子の歌の題名です。でも、これは冗談ではなく、数年前のエンケン自身がライヴで「昨日NHKホールに島倉千代子のコンサートに行ってきました」と述べて、若い観客の失笑を買った後、「歌の心はひとつであります」と真顔で言っていました。 さて、演歌っぽいフォーク、プログレ、テクノ、パンクと、多様に展開し、最初のA面の「東京サイド」から始まったあと、B面では「宇宙サイド」にまで飛びます。その点、何でもありのポスト・パンク、ニュー・ウェイヴの日本版である、とも言えます。 でも、この雑食性は、結局、情熱の男、エンケン個 |
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niyago 価格: 1,785円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 1970年発表のファースト・アルバム。社会派フォーク全盛の当時にあって、自己の内面世界を突き詰めたような彼の歌は特異な存在だった。本作は3曲でデビュー直前のはっぴいえんど(大滝詠一を除く)が参加しており、ウェスト・コースト的バンド・サウンドを聴かせているが、それは付随的なもので、メインはあくまでもエンケンの歌とギターだ。ささやくような歌い方で心情を吐露し、膨大なエモーションを生み出すヴォーカルはすでに確立していて、特に名曲「ほんとだよ」の繊細な歌唱が絶品。また、独自の手法によるアコギのプレイもすばらしい。「ただそれだけ」ではアコギをシタールのように弾いているし、さらには12分以上の大作「 |
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宇宙防衛軍(紙ジャケット仕様) 価格: 2,000円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 残る、特異な作品である 聴いた後、悪い気がしなぃ ロック史上の名盤かどうだかは、この際どうでもよい。愛犬の豆柴と夕方のどてを一緒に散歩している…30分…そんな、ほのぼの感である。 |
URCアンソロジーVol.1 URCの誕生 価格: 2,625円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 2005年4月16日、高田渡さんが逝去されました。 56歳でした。6歳年下の僕は本当にショックですぐ、レビューを書きましたが、ショックのあまり送信ミスしたようです。 〜古いCDを聴きながら、お通夜としょうして彼が愛したバーボンを飲んでいたのです〜 さて、昭和40年代に思春期に達していた世代以降には、このアルバムは、異次元の存在かもしれないですね。例えばBeatlesにしてもS&Gにしても、現在でも当時と同様に露出していますが、このアルバムに収録された作品は、時々NHKのBS=2で特集で流れるくらいですから・・・。 「フォーク」と呼ばれるジャンルは、日本では「フ |
東京ワッショイ 価格: 1,529円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 俺は、いまだに人生しんどくなるとエンケンをよく聴く。もちろん普通の状態でも聴くけど、エンケン聴いている時の自分て、多分子供みたいに素直なんだよ。特に「不滅の男」はマスト・アンセム。人生の応援歌とかメッセージとか、そういうもんじゃなくって、もっと深いところで、出会うエンケンっていう男の生き様以上の何かだ。俺にとって、三上寛や頭脳警察みたいに。 |
東京ワッショイ 価格: 1,800円 レビュー評価:4.5 レビュー数:4 パンタの音楽を「ロック人間のロック」と名づけましたが、エンケンのは「ロック人間のフォーク」と呼べばいいのでしょうか?こうやって長く生きてきたら、結局、若い頃は同じような歌を歌っていても、そのあとの人生から「裏切られた歌手、グループ・・」にいっぱい出会ってきたけれど、この人は裏切りませんね。人間の本質がハードコアロック&フォークです。いろいろ出ている作品の中でも「ロック&フォーク」の真髄と呼べるのがこの「東京ワッショイ」です。歌が上手いとか下手とか、演奏がどうのこうのという次元とは別格のアルバムです。皆さん!心して聞きましょう。 |
宇宙防衛軍 価格: 1,529円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 現在も精力的に音楽活動を続けていているほんとうに貴重な存在。『通好みロック』というのをやっているがこれが真理をついていて興味深い。でかいビジョンを描きながら自由な発想でロックする。さすが遠藤。10点中10点 |